広告 ビジネス 総務

Amazonビジネスで個人事業主の確定申告が驚くほどシンプルに|感じたメリット

ノートPCと書類が並ぶ確定申告作業中の個人事業主のデスク環境

Amazonビジネス利用歴3年の個人事業主が、確定申告が劇的に楽になった理由を解説します。領収書の自動集約や法人価格(割引)、プライム会員特典Duoまでメリットをまとめました。無料登録の手順や審査の必要書類も網羅し本業に集中できる環境が整います。

個人事業主もAmazonビジネスを手軽に利用できる

Amazonビジネスは法人向けのサービスという印象がありますが、個人事業主も問題なく利用できます。登録のしやすさ、審査の手軽さに加えて操作もわかりやすく迷いません。

Amazonビジネスのアカウント登録はかんたん

Amazonビジネスの登録の流れは難しくなく、まずはメールアドレスを登録し、届いた確認メールから認証を済ませます。
その後、案内に沿って事業者情報を入力し、必要書類を提出すると審査がはじまります。通常は数日で審査が完了し、「Amazonビジネスへようこそ」のメールが届いたらすぐに利用を開始できます。

審査(実態確認)の必要書類は手元のデータで対応可能

Amazonビジネスに審査があるといっても、事業の実態を確認するためのもので、収入や与信の評価ではありません。登録時に入力した住所・氏名・事業者名などの情報が、提出した書類の記載内容と一致しているかといった、基本的な確認が中心です。Amazon公式サイトでも「事業収入などの個人情報は隠していただいて構いません。」と案内されています。

したがって、事業を行っていることが確認できれば十分で、ハードルは高くありません。

私自身も2023年に個人事業主として登録しましたが、提出した書類は「開業届」と「青色申告承認申請書」の2点のみでした。いずれもすでに手元にある書類(データ)で、住民票や印鑑証明書のように新たに取得する必要がなく、書類の準備に手間は掛かりません。

操作も普段のAmazonとほぼ同じで迷わない

AmazonビジネスのTopページ
AmazonビジネスのTopページ
個人向けAmazonのTopページ
個人向けAmazonのTopページ

AmazonビジネスのWebサイトは、個人向けAmazonと雰囲気が似ており、基本的な操作もほぼ同じです。このため、 普段Amazonを使っている方なら、迷うことなく操作を行えます。実際にトップページを見比べても、デザインは異なるもののメニューの配置や操作の流れは共通しており、 個人利用の感覚のままスムーズに使いこなせるでしょう。

Amazonビジネスは個人事業主も無料で利用できます。
登録・維持費はずっと0円|Amazonビジネスを無料で試してみる(公式サイト)

Amazonビジネスで個人事業主の確定申告が劇的にラクになる理由

個人AmazonとAmazonビジネスの併用により、個人事業主の確定申告と日常の購買管理が効率的になる理由を詳しく解説していきます。

事業用の支出を自動的に整理できる仕組みが整う

Amazonビジネスを導入すると、個人事業主の確定申告が驚くほどシンプルになります。 その理由は、事業用の支出が自動的に整理される仕組みが整うからです。

個人のAmazonで事務用品や備品を購入している場合、事業用とプライベートの買い物が混ざり、領収書の整理や経費の仕分けに毎回手間がかかります。

しかし、Amazonビジネスでは、事業用アカウントとして購入履歴が自動で分離されるため、 確定申告時に「どれが経費か」を探す必要がありません。

つまり、Amazonビジネスは「普段のAmazonの使い勝手のまま、事業用の支出管理が圧倒的にラクになる」という、個人事業主にとって理想的な仕組みを提供しているといえます。

事業者向けの豊富な機能が標準で備わっている

Amazonビジネスは、事業用の購買を効率化するための機能を標準で搭載しています。

  • 請求書払い(後払い)に対応
  • 購入履歴をCSVで一括ダウンロード可能
  • 適格請求書と領収書をまとめて取得可能
  • 法人価格や数量割引の適用
  • 会計ソフトや確定申告ソフトとの自動連携

これらにより、必要品の購入から領収書管理、経費計上までの流れが一気に効率化され、 日々の事業運営がスムーズになります。

すべての経理処理を終えて、実際に確定申告書を作成・電子申告をするときの全手順を、個人事業主の方に向けて、以下の記事で詳しくご紹介しています。

Amazonビジネスを使って実感した個人事業主にとっての大きなメリット

Amazonビジネスを使い始めてから、確定申告作業の負担が大きく減りました。さらに、個人のAmazonより安く購入できる商品も多く、コスト面でもメリットを実感しています。

以下、具体的に解説していきます。

アカウントを分けると確定申告の領収書管理がラクになる

個人向けAmazonアプリとAmazonビジネスアプリのアイコン
個人向けAmazonアプリ(左)と事業用Amazonビジネスアプリ(右)

特に便利だと感じたのが、Amazon(個人)とAmazonビジネス(事業用)のアカウントを分けて運用できることです。

私は、

  • Amazon(プライベート用)
  • Amazonビジネス(事業用)

というようにアカウントを完全に分け、それぞれに プライベート用・事業用のクレジットカード を登録しています。

このように支払い手段まで分けておくことで、確定申告の際は Amazonビジネス側の領収書と、事業用クレジットカードの明細だけを確認すれば経費計上が完結します。

PCブラウザでのアカウント切り替えもかんたん

Amazonプライムを併用する場合には、PCブラウザで、Amazon(個人)とAmazonビジネス(事業用)のアカウントの切り替えをかんたんに行えます。

画面右上の 「アカウント&リスト」→「アカウントを切り替える」 を選ぶだけで、 プライベート用と事業用のアカウントを瞬時に切り替えられます。

※切り替えにあたって、Amazonからログアウト、Amazonビジネスにログインといった操作は不要です。逆のAmazonビジネスからログアウト、Amazonにログインの操作も要りません。

この切り替え機能により、事業用・個人用それぞれのサイトをかんたんに行き来できます。

購買をAmazonビジネスに一本化すると確定申告の領収書管理がさらにラクになる

さらに、事業用の購買をAmazonビジネスに一本化しておけば、領収書や購入履歴が一箇所に集約されるため、確定申告の準備が圧倒的にスムーズになります。 他の通販サイトや量販店の領収書を個別に確認する必要がなくなることで、経費計上の抜けや確認作業の手間も大幅に減ります。

大量の領収書や書類を前に頭を悩ませながら確定申告の準備を進める個人事業主
購買経路がバラバラなため、確定申告が煩雑な状態
整理された書類を確認しながらスムーズに確定申告を進める個人事業主
購買をAmazonビジネスに一本化し、確定申告がスムーズな状態

現在は電子帳簿保存法の施行により、Amazon・Amazonビジネスの領収書は電子データ(PDF)のまま保存することになるため、紙の書類はほとんど発生しません。 紙の領収書が残るのは、どうしても急ぎで近隣の量販店や書店などで購入した一部の場合に限られ、扱う枚数もごく少数です。

以下の記事では、やよいの青色申告オンラインのスマホアプリで紙の領収書を撮影し、生成された自動仕訳の精度を検証しました。領収書の電子データ保存の全過程もご紹介しています。

個人のAmazonより安く購入できる商品がある

Amazonビジネスを使っていて意外だったのが、同じ商品でも個人のAmazonより安く買えるケースがあることです。

とくに私が驚いたのは、Microsoft 365 を購入したときの価格差でした。

同じタイミング、同じ販売価格のときに割引率を比較したところ、

  • Amazon(個人):販売価格の 5%OFF、プライム会員特典
  • Amazonビジネス:販売価格の 10%OFF、Amazonビジネス会員限定の特別キャンペーン

というように、Amazonビジネスのほうが割引率が高くお得に購入できました。

なお、割引率の差は現在も継続していますが、購入の際は公式サイトで最新の割引率をご確認ください。

事務用品やソフトウェアなど、個人事業主が日常的に購入するアイテムにも「法人価格」が適用されることが多く、 普段と同じ感覚で買い物をしているだけで支出を確実に抑えられるのは大きなメリットです。

Amazonビジネスは個人事業主も無料で利用できます。
登録・維持費はずっと0円|Amazonビジネスを無料で試してみる(公式サイト)

個人プライム会員ならAmazonビジネスのメリットがさらに大きくなる

個人のAmazonプライム会員ならAmazonビジネスのプライムプラン(Duo)が無料

Amazonビジネスには、個人事業主向けの 1ユーザー専用プランとして ビジネスプライム(Duo) が用意されています。 すでに個人のAmazonプライム会員の方は、Amazonビジネスに無料登録した上で個人アカウントと紐付けする(詳しい手順は後述)と、追加料金なしで ビジネスプライム(Duo)が自動で適用されます。DuoにはAmazonプライムの配送特典が適用されるため、Amazonビジネス(無料会員)よりも配送条件が優遇されています。

※「ビジネスプライム(Duo)」は以前は年額2,450円の有料プランでしたが、2023年6月に料金改定があり、現在はAmazonプライムを利用中の個人事業主なら無料で利用できます。

ビジネスプライム(Duo)でもAmazonビジネスのメリットが得られる

個人向けのプライム特典(Prime Video、Prime Music など)はこれまでどおり個人アカウント側で利用しつつ、 Amazonビジネスアカウントでは、法人価格での購入・事業用の購買管理・請求書払いなどのビジネス向け機能を利用できます。

つまり、すでに支払っている年会費 5,900円だけで、個人のプライム特典に加えて「Amazonビジネスプライム」の特典も無料で利用できる仕組みです。したがって、個人事業主としてDuoを利用できる資格があるにもかかわらず使っていない方は、Amazonの提供するサービスを十分に活用できているとはいえません。

Duoについてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事でまとめています。

個人事業主がAmazonビジネスを使うときの注意点5つ

個人事業主がAmazonビジネスを使うときに把握しておくべき注意点を5つご紹介します。

注文時に使うアカウントを間違えると領収書の管理が崩れる

Amazonには

  • 通常のAmazonアプリ(個人用)
  • Amazonビジネスアプリ(事業用)

の2種類があります。 さらに、ブラウザでも個人用・事業用のアカウントを切り替えて利用できます。

この「どのアカウントで注文するか」を誤ると、領収書の効率的な管理の仕組みが一気に崩れてしまいます。

① プライベート用の物品を Amazonビジネス側で購入した場合

  • プライベートの領収書が事業用に混ざる
  • Amazonビジネスの注文履歴が「事業用だけ」にならない
  • 確定申告時に仕分けが必要になる

② 事業用の物品を 個人Amazon側で購入した場合

  • Amazonビジネス側の注文履歴に反映されない
  • 「Amazonビジネスの領収書だけで経費計上する」運用が崩れる
  • 法人価格が適用されず、コスト削減の機会を逃す可能性がある

効率化どころか、実質的な損失につながる点は要注意です。

アプリもブラウザも事業用アカウントでの注文を徹底する

事業用の物品を購入するときは、

  • Amazonビジネスアプリ(事業用)
  • ブラウザのAmazonビジネスアカウント

のどちらかで注文することを必ず徹底しましょう。

アカウントを間違えるだけで、Amazonビジネス最大のメリットである 領収書管理の効率化」 が一気に崩れてしまいます。

法人向け機能があるため、個人のAmazonと操作感が異なる点もある

法人向け機能を搭載しているため、個人のAmazonにはない「購買ルールと承認」「予算を管理する」などのメニューが表示されます。 そのぶん、使い始めてしばらくは「個人のAmazonとメニュー構成が少し違う?」と違和感を感じることもあるでしょう。

ただし、個人事業主の場合は1ユーザーでAmazonビジネスを利用するケースが多く、これらの法人向け管理機能を使う場面はほとんどありません。基本的な操作は個人のAmazonとほぼ同じなので、普段どおりの感覚で問題なく利用できます。

Amazonビジネスのアカウントメニューで個人向けAmazonと異なる項目を赤枠で示した画面

通常の配送ルールが適用される

Amazonビジネス(無料会員)にはAmazonの通常配送のルールが適用されます。このため、注文金額の合計が3,500円未満の場合には配送料が発生するのに加え、お急ぎ便・当日お急ぎ便・日時指定便といったプライム配送特典は、有料オプションの扱いです。

Amazonプライム会員である個人事業主の方であれば、追加料金なしでDuoプランを利用することで、個人Amazonと同様に小口注文や配送日時指定を無料で利用できるようになります。

Amazonプライム・ビジネスプライムDuo ・Amazonビジネス(無料会員)の配送条件の違いは、以下の記事で詳しくご紹介しています。

個人アカウントのメールアドレスで登録すると、Amazonプライム特典がなくなる

Amazonビジネスに、個人アカウントと同じメールアドレスで登録すると、 個人側のAmazonプライム特典が利用できなくなります。 プライム配送やPrime Videoなどを使っている人は注意が必要です。

これは、同じメールアドレスで登録すると、個人アカウントがビジネスアカウントとして扱われてしまうためです。

ただし、メールアドレスを分けて登録すれば問題ありません。 個人のプライム特典を維持したまま、Amazonビジネスを併用できます。

審査には最大3日、クーポンは登録が完了して48時間後から利用可能

Amazonビジネスの審査結果は、早ければ当日中に通知されますが、最大で3日ほどかかることがあります。 また、新規ビジネスアカウントでクーポンが利用できるのは登録が完了して48時間後からと定められています。

利用したいセールやキャンペーンがある場合は、 余裕を持って早めに登録しておくと安心です。

個人事業主がAmazonビジネスに登録する方法と必要書類

個人事業主がAmazonビジネスに無料アカウント登録をする方法を解説します。手順自体はかんたんですが、事業実態を確認するための書類提出が必要です。あらかじめ提出予定のPDFデータを準備しておくとスムーズに進められます。

Amazonビジネスの登録手順

登録手順を5つのSTEPに分けてご紹介します。

step 1:Amazonビジネスの公式サイトにアクセスし、「無料で登録」を選択します。
step 2:ビジネス用に利用するメールアドレスを入力すると確認メールが届くので、メール内のリンクをクリックして認証を完了させます。
step 3:氏名や住所などの事業者情報を入力します。
step 4:必要書類のPDFデータをアップロードします。
step 5:審査が完了すると「Amazonビジネスへようこそ」というメールが届き、すぐにサービスを利用できます。

Amazonビジネスは個人事業主も無料で利用できます。
登録・維持費はずっと0円|Amazonビジネスを無料で試してみる(公式サイト)

Amazonビジネス登録時の必要書類

個人事業主のアカウント審査では、以下の書類のうち、いずれか1点が必要です。

  • 開業届
  • 青色申告承認申請書(2年以内)
  • 確定申告書(2年以内)

※なお、私が登録した当時(2023年)は、開業届と青色申告承認申請書の2点提出が必要でした。現在は要件が緩和されているため、最新の情報はAmazon公式サイトをご確認ください。

個人のプライムアカウントとDuoの紐付け:Amazonビジネス登録後に実施

ここまでにご紹介した手続きでAmazonビジネスの無料会員登録が完了します。

ただし、すでにAmazonプライム会員の個人事業主の方は、追加料金なしでAmazonビジネスのプライム会員Duo(Prime Business Duo)の特典が利用できますので、必ず以下の設定を行いましょう。

Duo(Prime Business Duo)紐付けの流れ

  1. Amazonビジネスにログイン
  2. 「紐付ける個人アカウント」を登録
  3. 個人のプライムアカウントでログイン
  4. 紐付けを完了するとAmazonビジネスアカウントにDuoが自動で適用される

Amazonビジネスの解約方法

Amazonビジネスのアカウントは、「ビジネスアカウントの設定」→「登録解除」→「ビジネスアカウントを閉鎖する」から解約できます。

・未処理の注文がある場合は、アカウントを閉鎖できません。

・解約後に再開する場合は、新規登録が必要です。

Amazonビジネスは個人事業主の確定申告を確実にラクにする(まとめ)

Amazonビジネスを導入すると、個人事業主の確定申告は驚くほどラクになります。

その理由は、事業用の支出が自動で整理され、領収書の管理や経費計上の流れが一気にシンプルになるからです。

さらに、プライム会員なら追加料金なしでビジネスプライム(Duoプラン)を使えるため、 導入のハードルが非常に低いのに加え、普段のAmazonと同じ感覚で利用できます。

確定申告の負担を減らしたい、 事業用の支出をもっと削減したい—— そんな個人事業主ほど、Amazonビジネスの恩恵は大きくなります。

「普段のAmazonの使い勝手のまま、確定申告が圧倒的にラクになる」 これが、Amazonビジネスの最大の魅力だと実感しています。

登録・維持費はずっと0円。今日から確定申告作業のストレスを驚くほど軽減できます。

  • この記事を書いた人
ノートPCを持つプロフィール写真

しんた

BtoBメディアで実務記事を300本以上執筆しているWebライターです(SaaS/ERP/ITツール)。簿記1級とITベンチャー15年の経験を活かし、バックオフィスご担当者や個人事業主の方に向けて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。

-ビジネス, 総務